作品解説・上杉謙信
 
 
  
 
越後の戦国武将・上杉謙信波

 

ポーズや姿などのモチーフは、上越にある謙信像です。

馬に乗って、剣をかかげている姿ですね。

これは絵画などで残っている、川中島合戦での武田信玄との一騎打ちの際の姿だと思われます。

合戦の最中に、なんと謙信はたった一騎で敵の本陣に駆け込み、信玄を斬りに行ったのだとか。

その時信玄はこれを手持ちの采配で受けましたが…

3度しか剣を受けていないはずなのに、信玄の采配には7つも刀傷が残っていたそう。

謙信の剣の素晴らしく速い事を語る逸話です馬

謙信が被っているものは、「行人包み」や「行者包み」と言われるもので、僧形の一種です。

出家して剃髪した者が被る頭巾のようなものうお座

謙信のトレードマークとも言うべきこの白頭巾ですが、

実際には謙信が出家したのは川中島の後であり、この戦体制の僧形は、

後世に作成された講談や錦絵などから来るものだそう。

背景に描いてあるものは、謙信が自らをそれの化身とした、毘沙門天を表す「毘」の旗。

そして下部に描いたのは、あまりの荘厳さに息を飲む、上越の山々です富士山

書ききれない程素晴らしい、優れたその人物像が語られている上杉謙信アップ

今回はとにかく人々が今も昔も夢見たような、憧れてきた様な姿で描きたいと思いました。